10月6日。
4日の全国業者婦人決起集会の前には二つの行動がありました。
一つは、国会議員要請行動。もう一つは東電包囲行動。
私は、東電包囲行動に参加。
東電とは、もちろん東京電力のことです。
代表80人が建物に入って交渉。
その間、建物の周囲をみんなで囲みます。
福島県の代表からスタートして各県の代表が次々にリレートーク。
私もマイクを握りました。
「私たちは、「平和でこそ商売繁盛」の思いで、平和運動をしています。
特に被爆地長崎に住む私たちは、「ノーモアナガサキ」長崎を最後の被爆地の思いできました。
それが、福島の原発事故で「ノーモアフクシマ」と叫ばなければならなくなった憤り・悔しさ・悲しさがわかりますか。
福島の原発事故は、地震・津波のために起こったのではありません。
その対策を疎かにしたからです。いえ、危険を指摘する声を無視して建設してきたからです。
自然災害ではありません。人災です。きっちり全面賠償をして下さい。」
はやぶさ
天災か人災か。
色々な切り口で様々な評価があると思います。
放射能洩れは、間違いなく人災だと思います。
津波によって漏れ出したわけでは無いからです。
せっかく原子炉建屋が津波に耐えてくれたのに、
それに答えられない設備の配置だったのです。
緊急炉心冷却に必要な発電機が、
原子炉建屋より弱いタービン建屋に置かれたのは設計者の意図ではなかったそうです。
小惑星探査機「はやぶさ」の初めてのお使いになぞらえれば、
津波に耐えて原子炉を護り通した原子炉建屋がかわいそうな気がするのです。
悲惨な結末ではないでしょうか。
本気
「電力各社はコストの全てを電気料金に乗せてしまう事が出来ているので赤字は無い」
「600億円も取り過ぎていたかもしれない」だそうです。
有る程度までは知っていたのですが、そこまでとは知りませんでした。
新たな疑問が湧いてくるんです。
・なぜ下請けを使いコスト削減をしているのか?
・充分に儲けているのなら、なぜ原発の安全対策に使わなかったのか?
人災の部分が垣間見えると思いました。
原発の敷地内に重役の方々を住まわせれば全力で安全対策をすると思います。
そして本気で考えれば原発を無くす方向に向かうとは思いますが。
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