12月23日。
政府交渉報告⑱
防衛省への要望(1)米軍基地増強予算を凍結・中止すること。
前政権は、来年度概算要求で、前畑弾薬庫移転約で6100万円、LCAC基地整備で86億円を確保し強化をすすめようとしていた。弾薬が、わが国防衛ではなくアメリカの世界戦略のために使用されることは、これまでの経過から明白である。
*写真は前畑弾薬庫 LCAC基地も、他国への先制攻撃戦略のためであり、こうした税金投入が許されるものではない。基地によって、自主的地域経済発展の可能性と条件が奪われ続けることは我慢できません。
①米軍基地増強予算を凍結・中止すること。
②日米地位協定上も負担義務のない「思いやり予算」を、すべて中止・廃止すること。
③海上自衛隊の艦船をはじめ、軍事費の抜本的な削減にふみきること。
回答 前畑弾薬庫移転集約については、佐世保市などから日米間で手続きすることに理解と協力を得て、針尾島に集積することで日米間で一致したこと。
LCACは、周辺地域へ騒音問題が生じている。また、施設が狭隘で整備工場など関連施設が未整備のため、地元の理解を得て平成16年度から横瀬貯油所内に整備することとした。早期完成に向けて努力していく。
在日米軍駐留経費負担は、わが国の安全保障にとって不可欠な日米安保体制の円滑で包括な運用に重要な役割を果たしている。平成19年12月に、現在の特別協定に関して交渉を行い、より効率的・効果的なものにすることで一致している。
新政権が発足後、日米防衛会談が行われ、日本側から国民の理解を得るためには透明性を確保して見直す必要があるとして申し入れ協力を求めた。米国側からは重要性に言及、日本側に協力して効率的にしたいと発言があったところ。
防衛費は、前年度費マイナス19億円の予算要求をしている。
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