11月22日。
政府交渉報告⑤
国土交通省への要望(5)島原・天草・長島架橋構想の中止及び眉山トンネル建設も中止を。
島原・天草・長島架橋構想は、前政権の国家プロジェクトとして長崎市から島原半島、熊本県天草、鹿児島県長島・出水地域を経て鹿児島県につながる九州西岸地域を2つの長大大橋を含む地域高規格道路で結ぶ計画である。
日本共産党は、無謀な巨大横断道路計画は撤回せよと求めてきた。
計画の一部に眉山トンネルが計画され8月から掘削工事が始められた。現在、地元では地域の固有資源である湧水への影響を懸念し、トンネル建設の中止を求める署名運動が進められている。架橋構想も眉山トンネル建設も中止を求める。
回答 島原・天草・長島架橋は、平成20年3月に個別のプロジェクトに関する調査は行わないこととし、現在は調査を行っていない。
眉山トンネルについては、現在の進捗状況は150メートルほど掘削している。
湧水地があることは聞いており、国側としても平成12年度から地下水の水位・水質調査を随時実施しており、第3者機関の眉山トンネル技術・検討委員会を開催して地下水に影響はないと検証を得ている。
ただ、工事実施にあたっては、眉山トンネル工事施工委員会を設置し、使う材料・工法を選定して工事をすすめている。
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