6月7日。
一般質問4項目目は、「(仮称)西海江島洋上風力発電議事業について」です。
原子力発電の代替エネルギーとして、地域の条件にあった再生可能エネルギーの開発・利用が必要だが、環境保全などについて関係者の理解を得ながら推進すべきと考える。そこで、以下の点について伺う。
(1)風力発電所は江島地先の共同漁業権内の設置が想定されているが、西海市周辺の海域は多 くの魚種の回遊経路になっていると聞く。
去る平成30年4月30日に、事業者は大瀬戸町漁業協同組合臨時漁民集会において、 「江島沖洋上風力発電事業計画」の今後の現地調査と環境アセスにかかる手続きについての資 料を配布し、説明を行った。
しかしながら、設置が想定される地域に隣接する平島地区の漁業者には未だ説明がないまま ボーリング調査が始まっていると聞くが、その理由について伺う。
また、関係漁業者への説明は十分行われたという認識か伺う。
(2)漁業者アンケート調査の概要がネットに公表され、洋上風力発電の漁業協調や事業実現の 可能性などが問われているが、アンケート調査の実施主体はどこでどのように行われたのか伺 う。
(3)西海市浜の活力再生プランにおいて、海洋再生可能エネルギー実証フィールドについて、「漁 業者を含む海洋を利用する関係者全てにプラスとなる方法を検討していく必要がある」と示さ れているが、漁業者との協議を含め、検討された内容を伺う。
(4)(仮称)西海江島洋上風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対して環境大臣から3月2日に、経済産業大臣から3月19日に、それぞれ意見が述べられている。
大臣の海生生物への影響に関する意見について市の見解を伺う。
(5)西海市風力発電等に係るゾーニング計画書が平成30年3月に策定されているが、この事 業における西海市と事業者とのかかわり方と進め方について伺う。
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