4月2日。
定例市議会が3月2日から22日の日程で開かれ、最終日に提出者田崎耕太議員、賛成者7名から庁舎の分散による業務の非効率の解消と市役所の機能強化、また市の核づくりを促し、将来の西海市を展望する為に必要な事項の調査を行うことを主たる目的とする「庁舎建設等に関する調査特別委員会設置に関する決議」が提出されました。
質疑が行われ、賛成討論はありませんでしたが、田川正毅議員とふちせ栄子議員が反対討論を行いました。
採決の結果、賛成多数で可決し、8人の委員が選出され委員会が設置されました。
私の反対討論
庁舎建設等に関する調査特別委員会設置に関する決議について、反対の立場から討論を行います。
前期に設置されました「庁舎の在り方等に関する調査特別委員会」の報告の中に、「市役所の各庁舎の在り方について、総合支所機能の充実強化という点では全員一致の見解であった。常に市民の身近にあり日常的な拠り所となる総合支所こそが多くの市民にとって、まさに市役所なのであり、財と人の投入を惜しまない本格的な体制づくりが必要である」とありました。
その点において、先ほど全会一致で可決されました平成30年度一般会計当初予算において、総合支所に来庁する市民へのサービス向上を図るため、専門性が要求される相談等について、支所に来庁した住民がテレビ会議システムを利用して本庁職員に直接相談できる窓口を整備する新しい事業費や市民が望む公共施設等の軽微な修繕に、総合支所で迅速に対処するための維持補修費が平成29年度と比較して2倍組まれており、「総合支所でワンストップで対応してほしい」との市民要求に応えた予算になっています。
また、本庁舎は耐震工事を済ませており70年ぐらいは対応可能と判断されており、庁舎の用地取得・建設には以前、約38億5千万程度の費用がかかるとの試算が出ていたとのこと、設置するならば庁舎の在り方等に関する調査特別委員会とすべきと判断し、反対と致します。
庁舎建設等に関する調査特別委員会
(定数8人)
委員長 小嶋俊樹
副委員長 田崎耕太
委員 田川正毅 浅田直幸
永田良一 内野繁樹
戸浦善彦 渕瀬栄子
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