3月27日。
介護保険料の引き上げ案に対して行った反対討論を報告します。

議案第12号西海市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について反対の立場から討論を行います。
介護保険は計画年度の最終年度に基金残額がある場合は次期計画期間の保険料の見込みを行う場合に取り崩して保険料の抑制に充てることが基本原則になっています。
介護給付費準備基金は、平成29年度末で約2億4,500万円と見込まれています。
昨年9月定例議会における第7期介護保険事業計画についての私の一般質問に対して、65歳以上の第1号被保険者の負担割合が23%となり現在の給付水準で試算すると年額で3,200円程度の保険料の増額が見込まれること、基金残額を全て取り崩した場合の抑制額で年額7,877円、月額639円となる見込みであるとの答弁があっていました。
改めて質疑したところ影響額を抑制するに見合う基金の取崩し額は約2億1,000万円とのことでありましたので、介護保険料の負担軽減のため平成30年度末には約2億6,500万円が見込まれる基金を全額取り崩さずとも1億円に止まらず、もっと取り崩すべきと考え反対と致します。
採決の結果、賛成多数で原案どおり可決しました。
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