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eikojcp

Author:eikojcp
 1956年北九州市生まれ。84年に夫のふるさと長崎県の旧大瀬戸町に移住。95年から3期10年大瀬戸町議をつとめ、2005年、2009年の衆院選、2007年と2010年の参院選に立候補。
 2013年4月西海市議に初当選。党長崎県委員。党西海市委員長。家族は夫。趣味は読書と美術館めぐり。

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今議会16日で閉会

12月17日。

 今議会最終日の昨日に行った討論のもう一つを報告します。

議案第82号西海市農業委員会の委員の定数及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の制定について、反対の立場から討論を行います。

 今回の条例制定は、昨年の国会で農協「改革」関連法の一環として農業委員会等に関する法律の改正に伴うものであります。
これまで農業委員会は「農業再選力の発展および農業経営の合理化爲をはかり、農民の地位の向上に寄与する」ため、設置されてきました。

 その性格の一つは農地法などに基づく農地行政を主に担う行政委員会です。もう一つは委員の多数が農民の直接選挙で選ばれることや、農民の意見を農政に反映することが業務の一つとされることから生ずる「農民の代表」機関という性格です。

西海市農業委員会は、選挙委員24名、農協・農業共済組合・土地改良区の推薦委員それぞれ1名と、議会推薦による有識者4名の合計31名で構成されてきました。
 
 今回の改正は、法律の目的から「農民の地位の向上」を削除し、委員の公選制を廃止し、「意見の公表、建議」を業務から削除するなど、制度の根幹を大きく変える内容となっています。

そこに貫かれているのは、TPP受け入れを前提とした国内体制づくりであると言わざるを得ません。

 現場で農地を守っている農業者の声が反映しにくくなる恐れがあり、「農地の番人」とされてきた農業委員会制度を形骸化するものであり反対致します。


農業委員


 今議会の開会前には風邪を引き、最終日にはぎっくり腰になるというハプニングがありましたが、一般質問・総括質疑・常任委員会での審議・討論など全てを終えることが出来ました。

 傍聴にもたくさんおいでいただき、ありがとうございました。

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