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Author:eikojcp
 1956年北九州市生まれ。84年に夫のふるさと長崎県の旧大瀬戸町に移住。95年から3期10年大瀬戸町議をつとめ、2005年、2009年の衆院選、2007年と2010年の参院選に立候補。
 2013年4月西海市議に初当選。党長崎県委員。党西海市委員長。家族は夫。趣味は読書と美術館めぐり。

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保育士の確保と処遇改善

1月14日。

 一般質問報告「保育士の確保と処遇改善について」

ふちせ  
 厚生労働省が行った調査では、全職種の労働者の平均賃金が32万5,600円であるのに対し、保育士は24万4,200円と10万円以上低くなっている。
 安定した保育を行うために保育士の確保と、その専門職としての処遇改善が必要となっている。
 そこで、本市において平成26年度に実施された保育士等処遇改善臨時特例事業によって補助金が2,215万2,000円支出されているが、本市で働く保育士の処遇は、どのように改善されたか。
 また、保育所から提出された処遇改善計画と実績報告を踏まえ、今後の保育士の確保と処遇について、どのような対策を講じていくのか。

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市 長 
  平成26年度において市内の私立保育所に対し2,215万2,000円を補助し、このうち常勤の保育士等に年間述べ1,375人分1,400万4,952円で、平均月額1万185円が賃金に上乗せされ、非常勤の保育士等についても年間述べ859人、603万2,305円、平均月額7,022円を、また保育士以外の職員述べ562人、406万2,735円、平均月額7,229円がそれぞれ賃金に上乗せされている。
 処遇改善加算の金額は、利用定員規模や職員の平均勤続年数、あるいは処遇改善計画の内容により、適用される単価及び加算率が変動するため、保育所ごとに異なっている。
 平成27年度においては、毎月の保育給付費に含まれて給付しており、適用される単価などの改正などによって、現時点で前年度の約1.5倍の合計3,359万1,000円を見込んでいる。
 今後も、保育所などからの処遇改善計画や実績報告を踏まえた適切な給付を行うことにより、保育士の確保と処遇改善を図っていきたい。

ふちせ 
 議会の厚生常任委員会が西海市私立保育園協会の方々と意見交換する場があり、やはり保育士の確保に大変ご苦労されている。その中の一つに、軽度の発達障害のあるお子さんを預かった場合に、国の補助として月額7万円があるが、保育士として常駐して対応しなければならないので、西海市として独自に増額をする手立てを求める意見があった。市として支援する考えはないか。
 
保健福祉部長 
 現在、障害児を支援する保育園について、市の独自加算はあるが、その金額は、まだ1人の保育士を1年間雇用するには保育所にとって負担が多いので、今後検討したいと考えている。

ふちせ  
西海市立の保育所で働いている常勤、非常勤の保育士がおられるが、非常勤の月額が保育士免許を持っていても14万1,000円である。かなり低いと思うが市立の場合は、どう対応するのか。

保健福祉部長 
 西海市内の保育士の賃金平均は、私立の平均が20万5,000円。西海市の非常勤保育士の場合は、勤務時間が週30時間の範囲であり、これを現在、時間給で比較すると平均的なところであると考えている。これが、仮に低くなった時点、あるいは国の処遇改善などを見極めながら総務部局と協議しながら、今後は検討していきたい。

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