1月11日。
議会報告、一般質問その2。
子育て支援に配慮した住宅整備と供給を。
ふちせ 平成27年3月に策定された西海市子ども・子育て支援事業計画に示されているように子育て世帯を支援していくために公営住宅の整備と供給が必要となっている。この計画が策定された以降に整備が予定されている大瀬戸地区の焼島漁民団地、焼島団地、及び大島地区の蛤団地、徳万団地における改築等に際して、具体的にどのように反映され実施していくのか。
市 長 大瀬戸地区の焼島漁民団地については、建て替え前の2棟10戸の解体工事が完了し、1棟2階建て10戸を新たに公営住宅として発注。この住宅は、1階部分に2DKの間取りで6戸、2階部分には3LDKの間取りで4戸になっており、高齢者には小規模で低価格な家賃での住宅を、ゆとりある間取りで子育て世帯へ配慮した住宅を供給することを目的としている。
また、定住人口の増加のため、所得制限を設けない焼島単独住宅の建て替えも計画し、3LDKの間取り6戸を有した3階建ての住宅であり、共働きの子育て世帯などに配慮し、所得制限を超えるため公営住宅に入居出来ない世帯などに住宅を供給するものである。
大島町、崎戸町においては、現在60戸余りの空き家の公営住宅があり、これを踏まえ蛤、徳万団地においては高齢者及び低所得者を対象とした小規模で低価格の家賃で住宅を供給することとし、戸数を半減させての建て替えを考えている。
ふちせ 高齢者などに低価格の家賃で供給することは重要であるが、地域づくりの観点からはいろんな世代が集まることや、雇用が増えても、そこに住んでもらえるかどうかという課題もあるので対応してほしい。
部屋は子育て世帯のための広さを考えられているが、例えば長崎県では特定目的住宅として一般住宅とは別に、いろんな世帯を対象にして募集枠を設け、その一つに子育て世帯を募集するという対応がされているが、本市の対応はどうなっているか。
建設部長 特に子育て世帯に限定した募集は行っていないが、入居者選考にあたり、複数の募集があた場合は、未就学児童を有する世帯に点数加算をするようにしている。
ふちせ 3人の子どもさんをを母親一人で育てているが、なかなか公営住宅に入居出来ずに家賃負担が重いという相談もあるので、子育て募集枠を本市でも取り入れてほしい。
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