10月11日。
政府交渉報告その②です。
国土交通省にレクチャーをお願いしました。
西海市には、払い下げられた炭鉱住宅があり、3軒長屋の1軒は相続人がリフォームして居住しています。
しかし、隣の住居については所有者も相続人も死亡していて、長年放置され廃墟となり危険な上、隣の住環境の保全が保たれない状態にあります。
このような場合に速やかに対処する方法はないか。

市民から相談を受け、現場の写真を事前に資料として送り解決方法を相談しました。
この件は、西海市に相談し調査をしていただいた結果も踏まえて、全国に同じようなケースがあって対処したことはないかと尋ねました。

個人の所有物であり難しい。
このようなケースは承知していないとの回答でしたが、点としてではなく面としての解決するための事業があると説明を受けました。
「小規模住宅地区改良事業」、不良住宅が集合することなどにより生活環境の整備が遅れている地区において、地方公共団体が不良住宅を除却し、従前居住者向けの住宅(小規模改良住宅)を建設するとともに、生活道路・児童遊園などを整備するという内容です。
面積要件なし、不良住宅15戸以上、不良住宅率50%以上、住宅戸数密度要件なし。
不良住宅の買収・除却に2分の1の補助、小規模改良住宅整備に3分の2の補助などがあります。
相談を受けた住居の周りには空き家があり、持ち帰って市役所の担当者と意見交換したいと思います。
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