9月27日。
手話言語法制定を求める意見の請願が採択されました。
全会一致です。
私の賛成討論です。
手話が日本語と同等の言語であることが多くの人々に認知され、耳の不自由な方々が、家庭・学校・職場社会など、あらゆる場において手話を使って生活を営み、手話によって必要な情報を知ることの出来る社会の実現が求められています。
私は、手話奉仕員養成講座(入門編)の受講を始めたばかりですが、コミュニケーション手段としての素晴らしさと「日本には、日本語と日本手話の二つの言語がある」ことを学んでいるところです。
本請願にも指摘されていますとおり、障害者基本法では、「全ての障害者は、可能な限り言語(手話を含む)その他の意思疎通のための手段について選択の機会が確保される」と定められています。
国は、言語と位置づけられた手話を国民が使いやすい環境にしていくこと、手話を言語として認知し、国民が手話の理解の広がりを実感できるための法整備を早急に行うことが求められています。
西海市においても、手話奉仕員養成講座が開かれたり手話を学び活動しているグループの皆さんがおられます。
手話を使うことが当たり前の社会、手話を使う国民が心豊かに暮らすことが出来る社会実現のため、1日も早い手話言語法の制定を願い賛成と致します。
みなさんのご賛同をよろしくお願いします。

「手話言語法」を1日も早く制定すること。
ろうあ者の家族や身近な人たちに、手話に関する十分な情報提供と手話言語を取得していくための教育環境の整備を進めること。
以上の内容を盛り込んだ「手話言語法」を早期に制定するよう強く要望する意見書の提出を全会一致で可決しました。
議会終了後、請願を提出され傍聴に来られていた「長崎県ろうあ協会」のみなさんと、記念の写真を撮りました。
紹介議員さん、請願の付託を受けた厚生常任委員会のメンバーらです。
喜んでいただき良かったです。
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