9月19日。
本当に、これでいいのでしょうか?
旧長崎オランダ村管理運営会社が決定したと、先日、記者会見が行われ、その様子がテレビニュースでも流れました。

記者会見当日の午前中に開かれた議員全員協議会で議員に決定された管理運営会社が報告されました。
昨日、一般会計補正予算を審議した予算決算常任委員会に提出された「選定経過」で示された応募者の情報は、以下の計画案だけです。それぞれ文字数にして約50字。
応募者1 管理運営会社でかつ、事業者としてゾーンの一部(ホールン地区)の建物を、有料スペースとして利活用する計画。
応募者2 管理運営会社としてゾーンの一部(ホールン地区)の建物を使用、事業者により学校施設として利活用する計画。
応募者3 管理運営会社でかつ、事業者としてゾーン全域の建物を使用、テナントも募集して有料スペースとして利活用する計画。
私はプレゼンを行って審査会で審査したならば、これだけの情報ではなく資金力など評価した資料を請求。
たとえば、計画・資金力などをA・B・Cとかで評価して総合点としてどうだったのかなどの資料。
記者会見の前日に、市長へ審査会意見報告がされているので、その報告書を示すように求めました。
ところが、審査会の意見報告書も評価を示した資料もないことがわかりました。
これで、どうして旧長崎オランダ村施設利活用事業として調査・委託費用を補正する3,245万2,000円を増額する予算を認めることが出来るでしょうか。

しかも、当初予算に計上され調査するとされていたものが調査されておらず、利活用の前提条件の一つである「屋根・外壁・海上デッキ部分その他構造耐力上主要な部分の整備については、西海市で整備することを基本に運営会社と整備範囲を協議し整備を進める」となっていたので、これについても確認しましたが、「協議はしていない」との部長答弁。
市民から預かっているお金が予算です。
市民の代表として議席を与えられているのですから、反対討論にたちました。
実は、討論は準備していませんでした。
質疑のする中で、認められないと判断し原稿のないまま討論を行いました。
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