3月10日。
本日、厚生常任委員会で審議・採決された「平成26年度西海市後期高齢者医療特別会計予算」について、反対討論を行いました。 年金給付は引き下げられ、消費税率は引き上げられる中での後期高齢者医療保険料の引き上げは、高齢者の生活をいっそう厳しいものにします。
それは、少なからず地域経済にも消費低迷という悪影響を及ぼうことが強く懸念されます。
保険料は、2年に1度改定されるとあり、長崎県後期高齢者医療広域連合で提案され広域連合議会で議決されたとはいえ、所得割率8.23%から8.8%に均等割額4万4,600円から4万6,800円に引き上げられ、1人あたりの負担額は、西海市の場合には3万3,268円から3万5,245円になります。
西海市の高齢者のみなさんにとって大きな負担になります。
医療費のかかる75歳以上の人だけを切り離した高齢者を別にする医療制度のもとでは、医療費の増加が保険料負担に直結し保険料の引き上げがもたらされます。
国は、税と社会保障の一体改革といいながら。この制度をそのままにした上、全国後期高齢者医療広域連合協議会が平成25年6月と11月の2回にわたって国による財政支援の拡充を要望したにもかかわらず、新たな措置は示されないまま、高齢者に負担増が押しつけられます。
西海市における保険料の増額分989万2、000円を市独自の措置で軽減すべきと判断し反対といたします。
賛成4人、反対1人で厚生常任委員会では可決しました。 
ちなみに、今日は、高校生時代に修学旅行で行った東京で購入したスカーフをしめて委員会に臨みました。
40年前の品物ですが、なぜか委員長に、ほめてもらいました。
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