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eikojcp

Author:eikojcp
 1956年北九州市生まれ。84年に夫のふるさと長崎県の旧大瀬戸町に移住。95年から3期10年大瀬戸町議をつとめ、2005年、2009年の衆院選、2007年と2010年の参院選に立候補。
 2013年4月西海市議に初当選。党長崎県委員。党西海市委員長。家族は夫。趣味は読書と美術館めぐり。

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離島の現状は

12月22日。

 昨晩、NHKの放送番組のあるコーナーで解説された話。

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 なぜ、天気予報で、「江島・平島を除く西海市」や「宇久地域を除く佐世保市」と言うのかというもの。

 L03B0026_20121222084738.jpg

 それぞれが、上五島に近いからです。
 
 先日、瀬渡しを営んでいる夫に、長崎市の消防から緊急連絡が入り、池島から急患を搬送しました。

 その時は、悪天候で定期船は欠航、しかも通常運航が終了してる時間帯で暗くなっている。

 急患は80歳代の高齢者。

 島の診療所の医師は不在。

 ドクターヘリは飛ばない。

 「波の荒い時化た時に、高齢者の急患を船に乗せればショック死するのではないか」との夫の問いに、「それでも船で病院に搬送した方が良いとの判断だ」とのこと。

 夫は、「池島までたどりつけるかどうかわからないが」と言いながら、暗い時化た海に船を出した。

 最悪の場合もあるかもしれないと心配している私に、「なんとか池島に着いた」「待機していた救急車まで送り届けた」と、連絡が入った時は、本当にほっとしました。

 ところが、後から聞けば、消防士は島を離れるわけにはいかないと、急患を託されてしまったとのこと。

 どれだけの重責を感じながら暗い波の荒い海を走ったのだろうか。

 その後、急患は無事に病院まで搬送されたのか、回復されたのか、何も連絡はありません。
 

 

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