11月10日。
政府交渉報告その2。
防衛大臣へ、「新駐機場が完成したが、市民が安心して生活できる環境を守るために、米海軍LCACの運用中止を強く求める」。
米海軍が書簡で佐世保市に示した方針と大きく異なる運用実態が常態化していること、もともと佐世保市は運用中止を求めていたことなどを資料を示して要望しました。

防衛省からは、「安定的かつ効率的に運用し、生活への影響は最小限にする。旧西海町と旧福岡防衛施設局との間で協定書が締結されているが、西海市からの要望もあり協定書をとり交わすように調整中である」と、回答がありました。
写真で示しているのは、長崎新聞のLCAC情報を切り抜き、私が、ルール以外の曜日の運用・ルール以外の時間帯の運用・騒音値・事前連絡の変更運用が人目でわかるように色別にした資料です。
ルールを守らずに運用されていることを承知しているのかと聞くと、防衛省は、「承知している」と回答。
そこで、米軍が示した運用方針以外の運用がなされた場合に、国は米軍に運用中止または運用改善を求めたことがあるのか、あれば文書の写しをいだだきいたいと求めました。
防衛省は、その場では、中止を求めたことはないが、改善を求めたことはあると思うが確認したいと回答。
昨日、「九州防衛局及び佐世保防衛事務所は、機会を捉えて米軍に対し、周辺住民の生活に配慮した運用をするように働きかけていますが、運用中止を要請したことはありません。また、文書による要請実績はありません」と、文書で回答が送られてきました。
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