5月16日。

「党の農業再生プラン」を届け、農業者のみなさんの声を聞かせていただく活動。西海市大瀬戸町で2回目です。今日も、農業をしている坂口さんと一緒に訪ねて回りました。
中学校を卒業して以来54年間、農業を続けてこられた方は、「今が一番きびしい。農業は頑張れば頑張るほど報われていた。おかげで、子ども達を大学にいかせることもできた。しかし、見通しのない国の農業政策によって立ち行かなくなってしまった。花も栽培していたが、仕入れる球根の値段が出荷する花の値段より高くなってしまい続けられなくなった。農業を継いでくれていた息子は生活できな
くなり、別の仕事についてしまった」。
作業の区切りがついて語って下さった方は、「数年前から自民党支持をやめた。林道は林業の仕事をするための道。仕事が終われば山に返さなければいけないのに、山を切り開いて大きな道路を作っている。山の保水力が落ちてしまい農業にも漁業に影響が出ている。木は50年60年かけて育つもの。先の見通しを持たないやり方はダメ」…など、さまざまなご意見を聞かせたいただきました。
そして、「がんばってほしい」と5人の方々が「しんぶん赤旗」を読んで下さることになりました。農業への思いを語り合えて良かったと、坂口さんも元気をもらったようです。もちろん、私も励まされました。
コメントの投稿