1月9日。
一般質問の報告その2です。
ふちせ 安全・安心な道路環境の向上を図るため、道路沿線の市有地の樹木伐採について、現状と対策はどうなっているか。
市 長 道路法などにおいて、樹木等が道路上に入ってはならない空間が定められており、日頃から適正な管理を行うよう努めている。
ふちせ 平成27度一般会計予算の決算において、市道の伐採業務委託料が151万7,000円の予算に対して74万6,240円の不用額になっていた。十分に活用されていないのはなぜか。
建設部長 スケジュールを組んで支障木、高木の伐採を行っているが、前年度については、時間がとれずに予算が余り減額した。
ふちせ 民家に隣接している市有地の樹木伐採の要望について、現状と対策は、どうなっているか。
市 長 平成24年度から各総合支所に地域対策支援員2名づつ配置しており、地域住民の共有施設等の 保全維持等に務めている。平成27年度においては、行政区等から要望や依頼が166件あり、これに 対応している。しかしながら、要望の中には高所作業車などを必要とするなど、地域対策支援員では速やかな対応が難しい場所もある。こうした場合、年に1回から2回、専門業者へ委託したりして環境改善を図っており、今後は関係部署とも連携を図りながら可能な限り速やかな対応に努めたい。
建設部長 市道に関しては、地区から区長さんを通じて高所作業車で行う所の伐採の要望を受けており、10月11月に高所作業車をリースして、それぞれ地区を回り対応している。
ふちせ 平成25年9月定例議会で「大瀬戸町雪浦幸物地区の県道扇山公園線は樹木が生い茂り道路に伸びて対向車の確認が難しくなっている箇所がある」と、対策を一般質問したところ、「県と打ち合わせをしており調整をしながら県にお願いしたい」との答弁であったが、未だ改善されていない。早急な対応が必要ではないか。
市 長 道路管理者である県に対して、交通安全確保をお願いしている。必要最小限の支障木の伐採を行うなど一定の対応がとられたが、実施が困難な場所も数多くあると聞いており、引き続き安全確保を重ねて要請する。
ふちせ 民有地からはみ出している樹木については、被害を及ぼす恐れのある支障木は、所有者と協議の上、危険箇所の解消に向けて対応するとの答弁であったが、これまでに解消した件数と今後の対応は。
市 長 倒壊した物や通行に支障がある樹木などの伐採を行った件数は、平成25年度以降171件ある。これらは通行できる状態を確保するために、必要最小限の対応をしたものである。原則としては、あくまでも所有者が行うべきものであると認識している。