5月22日。
旧大島町にあった町立病院は、市町村合併して西海市となってから、市立病院となりました。
その市立病院の民間移譲が決定したのが、2010年6月29日の臨時市議会でした。

写真は、それを伝える「広報さいかい」の2010年9月号です。

そして、「広報さいかい」の2011年3月号には、移譲される社会法人「福医会」へのインタビューを載せています。
民営化されたのが2011年4月1日、そして今年の4月から新しい施設でスタートしました。
ところが、「予定通りに人工透析が行われていない」「急患を受け付けない」などの声が寄せられました。
私は、見過ごせない問題なので、5月1日に次の点について情報公開を申請しました。
①西海市施設民間移譲選考会の会議録。
②社会福祉法人「福医会」への移譲に関する協定書などの文書。
③「福医会」の人工透析施設と体制の計画書と平成24年4月からの現状がわかる文書。
④移譲に関して西海市が支出または免除したものがあれば項目と金額がわかる文書。
公開の期間は5月15日でしたが、請求を受けている公文書の範囲が広く時間が必要との理由で30日まで延期されています。

昨晩、大島農村勤労福祉センターで市政懇談会があり参加しました。
この場でも、病院に関しての意見が噴出。「病院が出来ても病院じゃない」との厳しい声もあがりました。
急患が受け付けられていない問題に関しては、医師が施設に待機していないことが行政からの回答で明らかになりました。
大島在住の医師が自宅で待機して連絡があれば対応することになっているというのです。
24時間体制をとることになっていたそうですが、協定はどうなっていたのか確認しなけれななりません。
早急に、この問題で申し入れを行いたいと思います。